母がいまくつしたをどういうふうにたたんでいるかわからなかったので、昔のやり方をやって見せて「こう?」と聞いたらそうだった。
右左をそろえ、履き口を少しくるっと折り返しながら片方をもう片方にかぶせて、両方をまとめる方法。
で、残りのくつしたも同じようにしていたら、父が見ている。
なんだろう?と思っていたら
「それどうやってやるの?」
だって。
え? と思ったね。
いままでの六十何年の間に、一度もやったことがないんだ! へー!
「いつもすぐはずして、考えたこともなかった」って。
その基本的なことをいまになってはじめて知るのは、より新鮮でうれし楽しいんじゃないかなと思った。
六十何歳だからこそ。
身近で簡単なことだからこそ。
いままでとっておいてよかったね(?)
私も知らないことがたくさんあるから、まだまだ楽しめるっていうことね。
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